ASAHI BUSINESS SOLUTION 朝日ビジネスソリューション株式会社

HOME 会社情報 業務内容 お問い合わせ 採用情報
ストックオプションのバリュエーション

ストック・オプション(新株予約権)のバリュエーション

 企業会計基準委員会から企業会計基準第8号「ストック・オプション等に関する会計基準」および企業会計基準適用指針第11号「ストック・オプション等に関する会計基準の適用指針」が公表されました(平成17年12月27日)。これらにより、自社株式オプションを従業員等に報酬として付与した場合、財務会計上、原則として当該オプションの公正評価額を一定期間にわたって費用計上することが求められるため、当該ストック・オプションの公正評価単価を算定することが必要となります。
 ストック・オプションの公正評価単価の算定技法としては、「ブラックショールズモデル(注1)」、「ツリーモデル(注2)」、「モンテカルロシミュレーション(注3)」等があります。適切な算定のためには、対象となっているストック・オプションの特性を分析し、それを反映できる算定技法を選定し、必要に応じて修正を加えて計算を進める必要があります。また、適用する株価変動性(ボラティリティ)や無リスク利子率(リスクフリーレート)等の基礎数値は会計基準・適用指針の要件を充足している必要があります。
 弊社は、貴社がご検討されているストック・オプションの特性を分析し、貴社との協議を踏まえて算定技法を選定(必要に応じて修正)し、公正評価単価を算定します。

(注1)ブラックショールズモデルは、将来の一定時点において実現されるペイオフのリスク中立確率測度下の期待値を現在価値に割引いた結果を与えるクローズドフォーム(解析解)による算定技法であり、ヨーロピアンタイプのオプションの評価に適しています。
(注2)ツリーモデルは、算定基準日からオプション満期までの期間全体を分割・細分化し、各時間間隔ごとに株価変動が生じるものとして将来の株価変動をツリーとして展開し、各時点毎・各株価水準毎に権利行使の有無を反映させたオプション価値をリスク中立確率測度のもとで算出することにより、最終的に算定基準日におけるオプションの価値を算出するものです。この技法は、アメリカンタイプのオプションも取り扱うことが可能です。
(注3)モンテカルロシミュレーションは、将来の株価変動のサンプルパス(変動経路)を乱数を用いて多数発生させ、それぞれのサンプルパス毎にオプションがもたらすキャッシュフローを計算し、これに基づいて算定基準日現在のオプションの価値を算出するものです。この技法は、パスディペンデント型(経路依存型)オプションも取り扱うことが可能であり、また、ボラティリティがランダムに変動する場合や、オプションの対象となるファクターが複数である場合にも対応できます。その反面、計算誤差が比較的大きく、誤差を小さくするための工夫が必要となります。